2016..6.24BS朝日ベストヒットUSAでレクイエム特集があり、2015年2016年他界したアーティストの名前が上がりました。マイク・ポーカロの名も番組で紹介されました。5弦ベースのパーオニアだったことも紹介されあらためて功績の大きさを実感。
YESのクリス・スクワイヤとともに私にとっては80'sの忘れられないベーシスト。
マイクも闘病さえなければずっとTOTOで演奏したであろう。
マイクのレコーディングした最後のスタジオアルバムはというと、これだったなと。
2016.3月の武道館に行く前に新作と旧作を聞こうと中古でしたが状態の良いものをゲットできました。値段は満足。
このツアーのLive in アムステルダムのBlu-Layも合わせて買いました。
アルバムとしては初期の4作に比べインパクトは薄かったのですが、リンゴスターとオールスターズの2016年10.31-11/2の来日が決まり、スティーヴのギターをもう一度聞くためにリンゴ・スター&ヒズ・オール・スター・バンドのDVD(2013)を購入。
リンゴのバンドでプレイしているLUKEを見てこのアルバムを聞き直したらまた良さがにじみ出てきて。聞くほどに緻密な音の技巧が見つかる。これがTOTOですね。
このアルバムの楽しみ方をひとつあげるとすれば、2014にリマスターされている「LIVE CREAM VOLUMEⅡ」(ポリドール#31453 1817-2)ライブは1968のようでライブ音源としては1972初版だったようです。このライブ音源を聞くと、「TOTO風21世紀アレンジ」という言葉通り。
このアルバムから約10年、リンゴのバンドでプレイするLUKE(スティーヴ・ルカサー)がいるわけですが、セッションのうまさを再確認する一枚。ドラムのサイモン・フィリップスもソロ転向してしまったので亡きマイクとサイモンが共演している貴重な一枚でもある。サイモンがエンジニアもこなしている
良さがわからなかったのは9曲目のHouse of the Rising Sun。これは歌詞がわかったとたんに私の中で円熟したTOTOの名曲の一つになりました。選曲に関して◎。ジョセフも最高のボーカリストですが、この曲に関してはボビーの歌唱は◎
マイクとサイモンの共演でインパクトがあったのは6曲目のMaiden Voyage/Butterfly。ペイチのピアノもスティーヴのギターもさすがでまるでJAZZバンドのよう。亡きジェフが「音楽をジャンル分けするのはナンセンス」と前発のDVDのインタビューで語っていたのを思い出します。