月刊ペン10月1日号別冊は、まるまる1冊大人のための藤子・F・不二雄特集です。藤子・F・不二雄さん(以下藤本さんと略します)は、1933年富山県高岡市に生まれました。そして、1944年藤本さんの通っていた定塚小学校に1人の生徒が転校してきます。後にコンビを組む事になる安孫子素雄さんです。運命的な2人の出会いです。漫画が好きだった2人は即意気投合します。そんな2人の運命を決めた本が手塚さんの新宝島です。その後2人は高校卒業後、会社勤めをやめて上京し、漫画家への道を目指す事になります。そして、色んな出来事がありますが、トキワ荘の仲間にも助けられ、2人は藤子不二雄の名前で海の王子、オバQと次々ヒットを飛ばします。やがて、作風の違いから2人は1978年にコンビを解消します。そして、1996年精力を使い果たした藤元さんは、作品を描いている途中力尽き、逝去されます。このことは、藤本さんの近著、78歳いまだまんが道を、に詳しく書かれています(私もレヴューしています。参考までに。)。
藤本さんは62年の生涯で、5万枚に及ぶ漫画を描かれたそうです。そんな藤本さんの人生、仕事、生活が豊富な写真、資料で丁寧に紹介されています。小学校時代の写真、未発表作品(もう後年の作風が出ています)、トキワ荘時代の写真、スタジオ・ゼロの仲間との写真、見開きのキャラクター図鑑、仕事机の写真、そして、簡単な年表・・・長崎さんは、藤本さんの凄さは、1、子供の頃の夢を大人になっても忘れない 2、スジとキャラクターを両立させた 3、誰も真似のできない、緻密で計算された絵 であると看破されています。
もちろん藤本さんの最大のヒット作はドラえもんですが(私はオバQ世代です)、ビッグ・コミック等に掲載されたSF,異色作(ミノタウロスの皿、パラレル同窓会、等)も忘れる事は出来ません。そして、後半はドラえもんの世界一色です。ドラえもんの科学的考察、デザイン論、コミュニティ論、絶対泣けるドラえもん10本、背筋がゾクゾクとするドラえもん10本、本当に大人が欲しい秘密道具・・etc・・、そうそう、最近は実写版のドラえもんのCMまで出てくる始末(面白いですね!)そして、圧巻は原画で読むドラえもん、ぼくの生まれた日(71%の縮尺らしいです)、果ては、エッセイ、グッズまでその魅力を存分に伝えてくれます!!しかもコストパフォーマンスが素晴らしい!!
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Pen+ (ペン・プラス) 大人のための藤子・F・不二雄 2012年 10/1号 [雑誌] 雑誌 – 2012/9/1
ドラえもんの誕生日を知っていますか?
いまからちょうど100年後の2112年9月3日です。
ドラえもん生誕100年前という記念すべき年に、
作者である藤子・F・不二雄がどのような人生を送り、
どのような作品を残したのか、Penならではの切り口で、
不世出の漫画家の全貌を解き明かします。作品紹介に加えて、
「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」の探訪ルポや、
ドラえもんの名作「ぼくの生まれた日」の貴重な原画を一話まるごと掲載、
さらには、直木賞作家、辻村深月による書き下ろし短編小説や、
今日マチ子のトリビュート漫画など、盛りだくさんの内容が詰まっています。
全112ページのオリジナル記事は、まさに大人のための完全保存版。
藤子・F・不二雄を愛するすべての人に読んでほしい一冊です。
『ドラえもん』『パーマン』『エスパー魔美』『キテレツ大百科』の複製原画や、
ドラえもん腕時計「ドラッチ」が当たる、読者プレゼントの応募券付き。
【主な内容】
●漫画を描き続けた、62年の生涯をたどる。
●藤子・F・不二雄の主要作品を徹底分析。
『ドラえもん』『オバケのQ太郎』『パーマン』
『エスパー魔美』『キテレツ大百科』『21エモン』……。
●愛すべきキャラクターが、ずらりと勢ぞろい。
●藤子・F・不二雄の漫画は、何が凄いのか?
(長崎尚志/漫画原作者・漫画編集者)
●スコシフシギな、SF・異色短編の世界。
『ミノタウロスの皿』『カンビュセスの籤』
『みどりの守り神』『おれ、夕子』……。
●2112年に、ドラえもんは誕生するか?
(瀬名秀明/作家・日本SF作家クラブ会長)
●ドラえもんの世界を、学問してみれば。
タイムトラベル論(真貝寿明/大阪工業大学情報科学部教授)
デザイン論 (佐野研二郎/アートディレクター)
コミュニティ論 (山崎 亮/コミュニティデザイナー)
●絶対泣ける&背筋がゾクリとする、『ドラえもん』の各10話。
●クリエイターが紡ぐ、ドラえもんの物語。
今城 純 (フォトグラファー)
千原徹也(アートディレクター)
今日マチ子(漫画家)
●映画『ドラえもん』、32年間の歩みをたどる。
●アニメ『ドラえもん』が放映されるまで、密着取材。
●「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」の魅力を探る。
●著名人が語る、私の好きな藤子・F・不二雄。
佐々木 宏(クリエイティブ・ディレクター)
クレモンティーヌ(歌手) 林家たい平(落語家) 三上 延(作家)
●[一話完全収録]原画で読むドラえもん
「ぼくの生まれた日」
●『藤子・F・不二雄大全集』の、制作舞台裏に潜入。
●直木賞作家、辻村深月による書き下ろし
いまからちょうど100年後の2112年9月3日です。
ドラえもん生誕100年前という記念すべき年に、
作者である藤子・F・不二雄がどのような人生を送り、
どのような作品を残したのか、Penならではの切り口で、
不世出の漫画家の全貌を解き明かします。作品紹介に加えて、
「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」の探訪ルポや、
ドラえもんの名作「ぼくの生まれた日」の貴重な原画を一話まるごと掲載、
さらには、直木賞作家、辻村深月による書き下ろし短編小説や、
今日マチ子のトリビュート漫画など、盛りだくさんの内容が詰まっています。
全112ページのオリジナル記事は、まさに大人のための完全保存版。
藤子・F・不二雄を愛するすべての人に読んでほしい一冊です。
『ドラえもん』『パーマン』『エスパー魔美』『キテレツ大百科』の複製原画や、
ドラえもん腕時計「ドラッチ」が当たる、読者プレゼントの応募券付き。
【主な内容】
●漫画を描き続けた、62年の生涯をたどる。
●藤子・F・不二雄の主要作品を徹底分析。
『ドラえもん』『オバケのQ太郎』『パーマン』
『エスパー魔美』『キテレツ大百科』『21エモン』……。
●愛すべきキャラクターが、ずらりと勢ぞろい。
●藤子・F・不二雄の漫画は、何が凄いのか?
(長崎尚志/漫画原作者・漫画編集者)
●スコシフシギな、SF・異色短編の世界。
『ミノタウロスの皿』『カンビュセスの籤』
『みどりの守り神』『おれ、夕子』……。
●2112年に、ドラえもんは誕生するか?
(瀬名秀明/作家・日本SF作家クラブ会長)
●ドラえもんの世界を、学問してみれば。
タイムトラベル論(真貝寿明/大阪工業大学情報科学部教授)
デザイン論 (佐野研二郎/アートディレクター)
コミュニティ論 (山崎 亮/コミュニティデザイナー)
●絶対泣ける&背筋がゾクリとする、『ドラえもん』の各10話。
●クリエイターが紡ぐ、ドラえもんの物語。
今城 純 (フォトグラファー)
千原徹也(アートディレクター)
今日マチ子(漫画家)
●映画『ドラえもん』、32年間の歩みをたどる。
●アニメ『ドラえもん』が放映されるまで、密着取材。
●「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」の魅力を探る。
●著名人が語る、私の好きな藤子・F・不二雄。
佐々木 宏(クリエイティブ・ディレクター)
クレモンティーヌ(歌手) 林家たい平(落語家) 三上 延(作家)
●[一話完全収録]原画で読むドラえもん
「ぼくの生まれた日」
●『藤子・F・不二雄大全集』の、制作舞台裏に潜入。
●直木賞作家、辻村深月による書き下ろし
登録情報
- ASIN : B00905J03O
- 出版社 : CCCメディアハウス; 不定版 (2012/9/1)
- 発売日 : 2012/9/1
- 言語 : 日本語
- Amazon 売れ筋ランキング: - 99,147位雑誌 (本)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年9月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2013年4月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
買い忘れていたのを買うことが出来て良かったです。値段が安ければもっと良かったが。
2012年12月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
F氏が大好きな方はぜひ!と言いたいのですが、もっと初期のころのデータ及び話を掲載してほしかった。
ドラは食傷気味です^^
ドラは食傷気味です^^
2012年9月5日に日本でレビュー済み
私達に本当にたくさんの夢と希望とSF(スコシフシギ)を与えてくれた漫画家藤子・F・不二雄先生の
世界を多彩な側面から紹介していく1冊です。
作品の紹介はもちろん、トキワ荘時代や、アコーディオンを演奏する姿など先生自身の
写真も多く収録されており、とても見応えがあります。駆け出しだった頃の可愛いスケッチも拝めます。
そして何より一番感動なのがドラえもんの「ぼくの生まれた日」の原画です。ホワイトでの修正跡、写植、原稿用紙のテープの跡、
インクの微妙な濃淡。一人の漫画家が丹精込めて丁寧に仕上げた仕事。71%の縮尺ですが、これをせっせと描いている
先生の姿が浮かんでくるようでちょっと泣きそうになりました。丸々1話、10ページ分が掲載されており、1ページ毎に
じっくり眺め入りました。やっぱり漫画家ってすごいです。
また、ミュージアムやアニメ制作、大全集編集作業の裏側などもちょっとのぞけたりして何かとお得な1冊です。
ドラグッズもいくつか紹介されていますが、ああ、こんなの見てると全部欲しくなっちゃいます。
私は小学生の頃にドラえもんにハマり、中学ではSF短編全集を買い集め、ドラえもんの絵ばっかり描きながら
少年時代を過ごしてきましたが、本誌を読んであの頃の新鮮な感動が蘇り、本棚のボロボロに日焼けたドラえもんを1巻から
また読み始めたくなりました。藤子ファンにとってとても嬉しい1冊です。
世界を多彩な側面から紹介していく1冊です。
作品の紹介はもちろん、トキワ荘時代や、アコーディオンを演奏する姿など先生自身の
写真も多く収録されており、とても見応えがあります。駆け出しだった頃の可愛いスケッチも拝めます。
そして何より一番感動なのがドラえもんの「ぼくの生まれた日」の原画です。ホワイトでの修正跡、写植、原稿用紙のテープの跡、
インクの微妙な濃淡。一人の漫画家が丹精込めて丁寧に仕上げた仕事。71%の縮尺ですが、これをせっせと描いている
先生の姿が浮かんでくるようでちょっと泣きそうになりました。丸々1話、10ページ分が掲載されており、1ページ毎に
じっくり眺め入りました。やっぱり漫画家ってすごいです。
また、ミュージアムやアニメ制作、大全集編集作業の裏側などもちょっとのぞけたりして何かとお得な1冊です。
ドラグッズもいくつか紹介されていますが、ああ、こんなの見てると全部欲しくなっちゃいます。
私は小学生の頃にドラえもんにハマり、中学ではSF短編全集を買い集め、ドラえもんの絵ばっかり描きながら
少年時代を過ごしてきましたが、本誌を読んであの頃の新鮮な感動が蘇り、本棚のボロボロに日焼けたドラえもんを1巻から
また読み始めたくなりました。藤子ファンにとってとても嬉しい1冊です。
2012年9月18日に日本でレビュー済み
PENとかブルータスとかって
面白そうな特集があっても
雑誌のほとんどが広告で、目的の記事自体はすごく薄いと
いうことがよくありますが、これは一冊丸ごと藤子特集。
最近出ている藤子F全集の編集部を取材しています。
藤子F全集、ほんと最悪な装丁だと思って買いたくないんだけど、
企画者がこだわってあれに決めたらしい。
面白そうな特集があっても
雑誌のほとんどが広告で、目的の記事自体はすごく薄いと
いうことがよくありますが、これは一冊丸ごと藤子特集。
最近出ている藤子F全集の編集部を取材しています。
藤子F全集、ほんと最悪な装丁だと思って買いたくないんだけど、
企画者がこだわってあれに決めたらしい。
2012年9月23日に日本でレビュー済み
タイトルに「大人のための〜」とあるように、堪能できた大満足の雑誌でした。
構成は、藤子・F・不二雄先生の主要作品紹介、愛すべきキャラクターたち、スコシフシギな、SF・異色短編の世界、ドラえもんの世界を学習してみれば、藤子・F・不二雄ミュージアムへようこそ、背筋がゾクリとする。『ドラえもん』の10話、年表・・etcで、読みごたえ、見ごたえたっぷりの特集だと思います。
完全保存版として、特集記事はP6〜P105、カラー・グラビア、キャラクターのカラー・イラストも多く、特に一話完全収録、原画で読むドラえもん「ぼくの生まれた日」、肉筆原画が掲載されているのは貴重かもしれません。
F作品最新ニュース、数字から読み解く偉大な仕事の全貌など、どの記事も大変楽しく読むことができました。
藤子・F・不二雄先生作品ファンの方に、おすすめします。
構成は、藤子・F・不二雄先生の主要作品紹介、愛すべきキャラクターたち、スコシフシギな、SF・異色短編の世界、ドラえもんの世界を学習してみれば、藤子・F・不二雄ミュージアムへようこそ、背筋がゾクリとする。『ドラえもん』の10話、年表・・etcで、読みごたえ、見ごたえたっぷりの特集だと思います。
完全保存版として、特集記事はP6〜P105、カラー・グラビア、キャラクターのカラー・イラストも多く、特に一話完全収録、原画で読むドラえもん「ぼくの生まれた日」、肉筆原画が掲載されているのは貴重かもしれません。
F作品最新ニュース、数字から読み解く偉大な仕事の全貌など、どの記事も大変楽しく読むことができました。
藤子・F・不二雄先生作品ファンの方に、おすすめします。
2012年10月9日に日本でレビュー済み
懐かしいものから初めて知ることまで、よく調べぬかれた一冊。藤子ファンはもちろん、そうじゃなくても楽しめます。
熱狂的ファンじゃなかったけど、全集欲しくなりました。
熱狂的ファンじゃなかったけど、全集欲しくなりました。