英語に興味があるけど得意でもないし必要に迫られてもいない、
そういう自分の趣味の教養本として十分楽しいものであった。
しかしSTAGE IとIIIで澤井先生は、私を”その気”にさせた。
2ヶ月間こればっかり読んで筆写音読して枕にした。
「あの坂を登れば海が見える」
そんな気分だった。
純粋に英語にとってはSTAGE IIが本編。
p.116[従位接続詞の一覧表」
p.212[準動詞句の一覧表]
この二つが秀逸。
この表を意識しながら例文を何度もさらった。
すぐに英語が解かるようにはなったわけではなかったが、
英語リーディング教本―基本からわかる
を読んだ時その効果を実感。
そもそもそれを探して来て読もうと思い至ったのがまず大成果のひとつ、
文法の話に何とかついて行けるのがひとつ、
もうひとつはこの中で、
「FoR」という50ほどの文法ルールを暗記する課題があるのだが、
そのほぼすべての項目が『一生モノ』の2枚の表に対応する内容なのだ。
それは言葉による厳密な表現で、
2枚の表を説明しているに等しい。
そしてそれは英文法の肝である感じがすごくする。
『英語リーディング』は、
ルールを無理やり詰め込もうとするのもキツイし、
まっさらから本文を読むのもキツそう。
だが表現と定義は厳密で、
その使い方(解釈にどう用いていくか)まで踏み込む。
『一生モノ』のほうは、
なぜそうなのかという事や厳密さは切り捨てられている代わりに、
なんと言っても読みやすいし、
最低限の事がよく整理されている。
『一生モノ』でトップダウン俯瞰、
『英語リーディング』でボトムアップ構築、
この使い方を報告しておきたい。
もっとも疑問詞や関係詞の解釈の違い、用語の違いもあるので、
先に一方をやり込み身につけてから、という形をおすすめ。
(受験生への時間的配慮はまったくしていません。悪しからず。)
澤井先生の『
よくわかる英語の基本―基本文型・文と文の結びつき (αプラス入試突破)
』も通読した。
こちらは同じ流れだが内容も例文も多く濃くて本格的。
当然こちらからの方が情報は多く得られるが、
しかし時間的に後に書かれた『一生モノ』の、
さらなる割り切り感・スッキリ感・バランス・最低限必要感は絶妙だ。
読む労力vs対価で優れているという以上に、
核心の核心だけを切り出したのが決定的に光っている。
繰り返し読む気になる、
読めば丁寧に書いてある。
繰り返すたび力になった手応えを感じる。
繰り返すという作業を厭わなくなる。
それがこれ以上ない題材とコンパクトさで提供されている。
したがって『よくわかる〜』を中途半端に読むくらいなら、
『一生モノ』を徹底的にものにした方が”強い”感じがする。
わずか300ページの新書で、
一通りは理解している人ならすいすい読めるはずだし、
逆に理解不足なら、本来取り組みたい一冊のペースと精度が上がるはずなので、
興味をもったら迷うより読んだ方が早い。
最後に、長く版を重ね、より良い本になっていって欲しいとの期待を込め、
内容的に良かった点・気になった点などを。
・『よくわかる英語の基本』に比して、
準動詞句の表に最初からE列が入っているのは大変わかりやすい。
・イメージ図、和訳の図解は慣れてきてかつ理解が進めば、なるほど、なのだが、
残念ながら最初は「何だこれ?」と思いながら素通りするだけ、
になってしまった。
一工夫欲しいところ。
・訳し方の囲み記載もややわかりずらいところがある。
凡例などあると嬉しい。
また「SがCだと/に/とVされる/されている」等という書き方は、
どこまでが「/」による等位接続の範囲なのか(笑)を一瞬戸惑うし、
文法(書)アレルギー持ちには敬遠の対象。
・例文はシンプルで動詞も基本的なものが違うパターンで繰り返し使われ、
初心者にはありがたくはあるものの、一部せっかくなら…というところも。
例えば3つしかないVing形・名詞修飾の例文に2回swimmingを使うなど。
・分詞構文などで「伝統的にそう呼ばれるので覚えてしまえ」という姿勢は非常に好感。
一方、関係詞としてのwhat,where,……,等,に関して一言触れてもいいかなと。
(訳の違いとして挙げているが)
本書の表現との対照一覧表があったら他の文法書の導入がスムーズ。
隠された課題なのかもしれぬが…。
・p.53の第5文型の受動態の日本語訳は、
誤:SがOをCだと/に/とVされる
SがOをCだと/に/とVされている
正:SがCだと/に/とVされる
SがCだと/に/とVされている
【追記】こちらの正誤表に加えていただけました
[...]
最後の最後ですが、このような本を、ありがとうございました。
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一生モノの英文法 (講談社現代新書) 新書 – 2012/6/15
澤井 康佑
(著)
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やはり読解が英語の基本。何度も挫折した忙しい社会人にもおすすめ、本書を読めば、文章のつながりがわかり、必ず英語の文章が読めるようになる。英語を身につけるために必要な基本の英文法。
英語(に限らず外国語)を学ぶうえで、いちばんの基本はなんといっても文法。とくに文章のつながりがどうなっているのかを知ることは読解、作文、会話すべてに共通する必須の知識です。
いままでの文法書の世界では、知識が体系的だが辞書的で使いにくいもの、もしくは簡単に書いているが知識として足りないものがほとんどでした。本書ではその両者の弱点を超え、最初から通して読むことで長文読解力を身につく文法知識が身につくよう工夫してあります。
まさに一生使える基本書の誕生です。
英語(に限らず外国語)を学ぶうえで、いちばんの基本はなんといっても文法。とくに文章のつながりがどうなっているのかを知ることは読解、作文、会話すべてに共通する必須の知識です。
いままでの文法書の世界では、知識が体系的だが辞書的で使いにくいもの、もしくは簡単に書いているが知識として足りないものがほとんどでした。本書ではその両者の弱点を超え、最初から通して読むことで長文読解力を身につく文法知識が身につくよう工夫してあります。
まさに一生使える基本書の誕生です。
- 本の長さ320ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2012/6/15
- 寸法11 x 1.3 x 17.4 cm
- ISBN-104062881586
- ISBN-13978-4062881586
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商品の説明
著者について
澤井 康佑
1972年神奈川県横浜市生まれ、慶應義塾大学文学部卒。
元・東進ハイスクール講師。
著書に『よくわかる英語の基本 基本文型・文と文の結びつ
き』(開拓社)がある。
ホームページ:http://sawai-kohsuke.com/
1972年神奈川県横浜市生まれ、慶應義塾大学文学部卒。
元・東進ハイスクール講師。
著書に『よくわかる英語の基本 基本文型・文と文の結びつ
き』(開拓社)がある。
ホームページ:http://sawai-kohsuke.com/
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2012/6/15)
- 発売日 : 2012/6/15
- 言語 : 日本語
- 新書 : 320ページ
- ISBN-10 : 4062881586
- ISBN-13 : 978-4062881586
- 寸法 : 11 x 1.3 x 17.4 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 505,726位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年3月25日に日本でレビュー済み
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English Grammar in Useと比べたら日本の文法書の枠組みを超えてはいないかな。
2012年6月26日に日本でレビュー済み
平易な言葉で解説がなされており、好感が持てるが少し冗長な感もあり。
前述された解説を確認出来る様に、しつこい位参照ページが出て来る。
ここまでやられると、戻って確認せざるを得ない。
図式された「従属接続詞の一覧表」や「名詞と関係詞」の関係図などは
秀逸。一度しか読んでいないので、図の作り方が今一つしっくり来ないが
再読する内に腑に落ちる事になると思われる。勿論、筆者が薦める様に、
後3回は「STAGE2」(英文法の詳細解説部分)を読む予定。
この時点で気が付いた惜しまれる点は以下の2つ。
1. 多少値段が上ってもいいので、是非、日本語と英語両方のINDEXが欲しい。
2. P.238の11行目の「彼の新書」は「彼の新著」の誤植。言葉に関する本に
この様な誤植があるとガッカリする。間違いなく著者のせいではなく、
講談社の校正ミス。残念。
前述された解説を確認出来る様に、しつこい位参照ページが出て来る。
ここまでやられると、戻って確認せざるを得ない。
図式された「従属接続詞の一覧表」や「名詞と関係詞」の関係図などは
秀逸。一度しか読んでいないので、図の作り方が今一つしっくり来ないが
再読する内に腑に落ちる事になると思われる。勿論、筆者が薦める様に、
後3回は「STAGE2」(英文法の詳細解説部分)を読む予定。
この時点で気が付いた惜しまれる点は以下の2つ。
1. 多少値段が上ってもいいので、是非、日本語と英語両方のINDEXが欲しい。
2. P.238の11行目の「彼の新書」は「彼の新著」の誤植。言葉に関する本に
この様な誤植があるとガッカリする。間違いなく著者のせいではなく、
講談社の校正ミス。残念。
2016年3月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
英文法の基本に関してはいろいろな本が出ていて、内容的にはどれを選んでもそんなに大きな差がないと思っています。
ですので、重要点は読む気になるかならないかというところだと思います。
そういう意味では、暇なときとかちょっとした時に何度も目を通すのには最適な読みやすさ。
ですので、重要点は読む気になるかならないかというところだと思います。
そういう意味では、暇なときとかちょっとした時に何度も目を通すのには最適な読みやすさ。
2014年12月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者は、一生懸命、大西泰斗系の本を罵倒しています。
でもね、それに取って代わるような目からウロコの体系を示しているわけじゃあないんだな。
普通の本でしかないんだけど、罵倒部分とそれに変わる代案を出していなかった部分が気に入らなかったんで星一つ減らしておきました。
でもね、それに取って代わるような目からウロコの体系を示しているわけじゃあないんだな。
普通の本でしかないんだけど、罵倒部分とそれに変わる代案を出していなかった部分が気に入らなかったんで星一つ減らしておきました。
2012年6月21日に日本でレビュー済み
タイトルに惹かれ購入しました。内容もすばらしいと思います。一言で言うと新書サイズの英文法書です。
「辞書さえ引けば、ほぼ読んで理解できる」というレベルに達するためには、どうしたって必要な文法知識が懇切丁寧に解説されています。単語と単語の結びつき、文と文との結びつきで複雑になっていく文章に対処するための基本的知識の説明が、易から難へと展開するので、安心して読み進めることが出来ます。文章の「です・ます」調、解説の合間に挟まれる学習者を励ますコメントがやさしく響き、文法書にありがちな冷ややかな説明とは対照的です。
冒頭に置かれている、昨今の日本における英語教育・学習の欠陥についての現状の把握にも共感しました。
読み終えると自分の習得度が確認したくなるので、この書の姉妹編として、ぜひ、長文読解演習の本も出版して頂きたいです。
「辞書さえ引けば、ほぼ読んで理解できる」というレベルに達するためには、どうしたって必要な文法知識が懇切丁寧に解説されています。単語と単語の結びつき、文と文との結びつきで複雑になっていく文章に対処するための基本的知識の説明が、易から難へと展開するので、安心して読み進めることが出来ます。文章の「です・ます」調、解説の合間に挟まれる学習者を励ますコメントがやさしく響き、文法書にありがちな冷ややかな説明とは対照的です。
冒頭に置かれている、昨今の日本における英語教育・学習の欠陥についての現状の把握にも共感しました。
読み終えると自分の習得度が確認したくなるので、この書の姉妹編として、ぜひ、長文読解演習の本も出版して頂きたいです。
2019年5月11日に日本でレビュー済み
英文法にこだわりすぎると、とっさの時に英語が出ません。
例えば、列車に乗っていて、大きな荷物を持った外国人が、荷物の置き場に困っていたとします。
その場合、まず聞くのは、英語が話せるか。その際、"Can you speak English?"というより、"English speaking?"の方が便利。
そして、「ここにおいた方がいいですよ」にしても、"Put this here"で通じる。
で、「自分が次の駅で降りるので荷物を動かしていいですか」にしても、"May I move this bagage?"で通じる。最後に"Have a nice trip"でも言えば、完璧。満面の笑顔で返ってきます。
英文法よりも、定型文習得が、英会話では重要。文法にこだわるがために会話できないのでは、なんのために英語勉強したのかわからなくなる。日本人が英語話せないのは、こういうところにある。
よく、英語の先生でも英文法の先生は会話が苦手と言われる。それはこの本をみたらわかる。
例えば、列車に乗っていて、大きな荷物を持った外国人が、荷物の置き場に困っていたとします。
その場合、まず聞くのは、英語が話せるか。その際、"Can you speak English?"というより、"English speaking?"の方が便利。
そして、「ここにおいた方がいいですよ」にしても、"Put this here"で通じる。
で、「自分が次の駅で降りるので荷物を動かしていいですか」にしても、"May I move this bagage?"で通じる。最後に"Have a nice trip"でも言えば、完璧。満面の笑顔で返ってきます。
英文法よりも、定型文習得が、英会話では重要。文法にこだわるがために会話できないのでは、なんのために英語勉強したのかわからなくなる。日本人が英語話せないのは、こういうところにある。
よく、英語の先生でも英文法の先生は会話が苦手と言われる。それはこの本をみたらわかる。
2013年9月23日に日本でレビュー済み
具体的な英文法の解説そのものは、多少説明法に改善の余地があると思える箇所もあり、また新書という分量の都合からして充分に網羅的とは言えない内容ではあるが、そのあたりの点は本書内で紹介されている他の文法書などで補えばよいだろう。私が特に感心したのは、英語あるいは外国語の学習に関する、甚だ古典的ではあるが真実を鋭く突いた著者の信念である。私も著者とは微妙に違った立場で日々英語教育にたずさわっている者であるが、「四技能のいずれを目標にするとしても、まずは辞書があれば英文がしっかり読めるという力を身につけることがすべての基本である」「辞書さえひけば文法などわからなくとも読めるはずという考えは間違いである」「基本的な文の構造に関する理解、すなわち文法のマスターが是非とも必要であり、この基本的な学習が、一生使える英語力の土台になる」「母語話者のイメージなどといったものに焦点を当てた学習法は、あまりあてにならない」といった著者の考え方には、大賛成である。このような考え方が時代遅れであるとか非実用的であるとか非難されやすい現代において、敢えてこのような信念を明確に打ち出した著者に、大きな賛辞を送りたい。それにしても、このような至極真っ当な主張が、予備校の先生からしか聞かれにくくなっている現状の日本の英語教育とは、いったいどうなっているのだろう。文科省のお偉方、小中高大の英語の先生方、そして企業のお偉方等々には、少し熟慮反省してほしいものである。