2004年、パリ。おかしな機械が登場する。屋内プールのように見えるのだが、その周りには電子機器が付いている。波を人工的に起こし、圧力などを測る装置らしい。大学院生のマーシャルがマリナという女のために機械を動かし、説明している。
その後、マーシャルとマリナはいい仲になるが、突然マーシャルの部屋に正体不明の男たちがなだれ込んできて、マーシャルに暴力を振るう。その結果、マーシャルは死に至ってしまう。
一方、地面を震動させる装置を3つも買った、ピーターソンという謎の男。何に使うのだろうか?
そして、ミサイル用のワイヤーを手に入れた人物もいる。そこで、殺人まで起きてしまう。
何か大きなことが起きようとしている。そう感じさせる序盤である。
場面は変わってカナダ。ナット・ダモンは困惑していた。彼は石油地質学者で、石油関係のメーカーで働いていた。そこへやって来た風変わりな客。ダモンは調査用の潜水艦や遠隔操作の潜水艦をリースしているのだが、2000フィートの深海で機器を監視したいというのだ。また、海流やそこの温度も知りたいと言う。だが、ダモンには何のためにそんなデータが必要なのか分からない。そして、相手は8個以上の機器を置くというのだ。一体、この客の目的は何だろうか?
場面はまた変わってアイスランド。火山の近くの氷河で環境団体が地球温暖化の調査をしている。モートンという金持ちの事前事業家がそこに来ていたのだが、電話がかかってきて、彼は奇妙な事実を知る。自分の名前で、25万ドルの小切手が使われていたのだ。使っていたのは有名な環境団体だった。話はモートンとその弁護士、ドレイクとエバンスあたりを中心に展開していく。モートンはNERFという環境保護団体を所有している。ロサンゼルスのモートンの所に、マサチューセッツ工科大学のジョン・ケナーが訪ねてくる。話の内容は分からないが、どうやら何か頼み事があるらしい。エヴァンズの上司、ローゼンステインはケナーがトラブルメーカーだと言う。
そしてエヴァンズはヴァヌ-ツ訴訟という裁判の件でカルバー市に行くことになる。ヴァヌ-ツは南太平洋にある4つの珊瑚礁から成る島である。8000人の島民は現在、地球温暖化による海面の上昇で島に住めなくなるかもしれない状態にある。
そこで出会ったバルダーという人物は、「地球温暖化とは何か?」と聞いてくる。エヴァンズは「化石燃料の使用によって地球の気温が上昇すること」という当たり前の答えを返すのだが、バルダーはそれが間違っているという。それは仮説にすぎないと。そしてエヴァンズはいくつかのグラフを見せられる。そのグラフによれば、地球温暖化と二酸化炭素の増加はあまり関係がないのだ。特に、1940年~1970年の間、二酸化炭素は増加しているのに、地球の気温はむしろ下がっている。これをどう考えればいいのだろうか?
その後、モートンが不在の間にエヴァンズはケナーに連絡を取ろうとする。その時、ドレイクが気になることを言う。ケナーは以前米内務省で働いていたのだが、その職歴は記録に残っていないというのだ。それからMITの教授になるのだが、最近になって長い休暇を取り、誰も彼がどこで何をしているのか知らない。そして普段は一人で行動することのないモートンが一人でどこかへ行き、連絡が取れない。その後、モートンは戻ってきたが、ドレイクと会議室で口論している。
モートンたちが「ヴァヌ-ツ訴訟」と呼ばれる裁判をしているのだが、これは環境問題についての裁判だ。そこで酔っ払っていたモートンは証人として出てきて、NERFへの支援を打ち切ると行ったのだ。法廷から引っ張り出された後、酔った状態でモートンが運転したフェラーリは、崖から落ちかけて停止する。しかし、どうやらモートンは転落したようだ。そしてその現場には、なぜかMIT教授のケナーの姿が……。
その後、エヴァンズが家に戻ると、家の中がめちゃくちゃに荒らされていた。その上、何者かに後をつけられているようだ。モートンが持っていて、その後エヴァンズたちに渡された「何か」を探しているらしい。
その上マーゴという関係者が、家捜しをしている強盗と鉢合わせして、暴力を受けて意識がなくなったというのだ。
エバンスがサラという同僚に会いに行くと、サラはエヴァンズの持ち物から2つの盗聴器を見つけ出す。そして、2人はそこで彫像と台座の間から封筒を見つける。これがモートンが渡したかったものらしい。マーゴを襲った連中がその封筒を奪いに来るのだが、そこを助けたのが、何とMIT教授のケナー。モートンが伝えたかったことは何なのか。そして、襲ってきた連中の正体は……。
地球温暖化を否定する証拠が、グラフや数値で次々に出てくる。クライトンの作品は虚実がない交ぜになっているので、どこまで本当なのかは分からないが、私の信じている世界観が揺るがされたのは確かだ。クライトンらしく、環境問題に対する知識をふんだんに盛り込み、アクションもあるエンターテインメント作品に仕上がっている。
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State of Fear. A Novel ペーパーバック – 2005/8/1
フランス語版
Michael Crichton
(著)
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- 言語フランス語
- 出版社Harper Collins USA
- 発売日2005/8/1
- ISBN-10006083319X
- ISBN-13978-0060833190
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登録情報
- 出版社 : Harper Collins USA (2005/8/1)
- 発売日 : 2005/8/1
- 言語 : フランス語
- ISBN-10 : 006083319X
- ISBN-13 : 978-0060833190
- カスタマーレビュー:
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イメージ付きのレビュー
5 星
Eye opening and thrilling book
When I grabbed this book at a book store, I was so much attracted to the progress of the story, and I decided to buy it. At home, I slowly read it, because he used many statistics in foot notes, and I wanted to check them up on the Internet. It took me some time to complete reading it. After I read it, I knew that my eyes opened widely. Though there are rebutting criticism on what Michael Crichton argued in the book, I have understood his important message in it. Yes, there exist money mongers who want to make use of the global warming theory to make a lot of money thereby inflating unnecessarily the true cause of the global warming phenomena. The money mongers are some politicians, lawyers, business executives of large companies, journalists, would-be environment protectors, etc. Until I read the book, I was a mere onlooker about the global warming issue, and this attitude was in fact irresponsible, because an onlooker can allow such money mongers to grow much large and strong whereby terrorists may intentionally cause damage to nature to instigate onlookers and the great majority people to feel fear in the future in relation to global warming. That is what Michael Crichton wanted to assert, I reckon. He pointed out in his book that the state of fear is forged by those who want to make money out of global warming business. Fear does not exists, but it is created by those money mongers. That is why the title of the book is “State of Fear”. By the way, the Japanese translation of the title says, “Existence of Fear”. I don’t like its translation because fear doesn't exist by itself, but the state of fear is created unnecessarily large by some people who want to make a lot of money from global warming business. Moreover, I thought that the word "state" could mean a country, namely the United States of America, which could have been driven by man-made "fear" for the benefit of minority vested interests.
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2013年12月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最初の100pくらいは読みやすい英語だなぁと感じましたが、途中からネイティブ英語になって70パーセントくらいしかわからなくなりました。しかし、この作家の作品は何故か読みやすく、そう苦にならずに先へ進んでいけます。現在500ページくらいまで読みました。これなら最後まで読めます。
2013年11月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
何故、商品説明に「日経エコロジー」の呆けた書評を載せているのか理由は凡そ見当がつくものの、クライトンファンとしては、ケチをつけられて黙っている訳にはいかないので、時期遅れだが、此処で指摘しておきます。
日経のように投機を煽るメデアは、京都議定書で「排出権取引」が規定され、零から市場が創設され金融取引が始まることへの期待が大きく、それに掉さす言説が許せないのでしょうが、今では、地球温暖化等は、政治・経済・金融が動機になった壮大な虚構である事実が判明しています。 日本では、環境省の要請でしょうが、殆ど報道されることは無かったのですが、Climategate事件で明らかになったことは、今まで、科学的には誤謬との指摘が相次いでいた「ホッケースティック」の図に始まるIPCCが掲げる気候変動を示す図表が、関係者に依るデッチ上げだったのですから。
それに、今世紀になってからは、地球の平均気温は低下していて、欧州等では、寒冷化で小氷期の到来が心配されています。 日本では、巨費を投じて巨大コンピューターに勝手なデータを入れ、温暖化だと煽っていますが、自然は皮肉にも寒冷化を示しています。 二酸化炭素が増大しているにも拘わらず。 これをどう説明するのでしょうか温暖化村は。 正しく「人為的地球温暖化創造」です。
クライトンの本作は、こうした虚構を暴くもので、彼の比類なき知性が発揮されたものです。 流石にその死までに発表された数々の話題作に負けない鋭い角度で切って呉れます。 痛快としか言いようが無い程に切れます。
加えて、環境テロリストに依る諸種の策動は、これまた事実として現実が示すところです。 彼等は、金銭のために「喰える環境活動」と称して温暖化を煽っています。 これ等活動家に活動資金を提供し、民衆を一定方向に扇動して統制し、己が僕にせんとしている者が誰か、を知らねば。
これだけで一気に読めます。 アクションは不要だったかも知れません。 記念にハードバックで、もう一冊購入しました。 クライトンの快著として残すために。
日経のように投機を煽るメデアは、京都議定書で「排出権取引」が規定され、零から市場が創設され金融取引が始まることへの期待が大きく、それに掉さす言説が許せないのでしょうが、今では、地球温暖化等は、政治・経済・金融が動機になった壮大な虚構である事実が判明しています。 日本では、環境省の要請でしょうが、殆ど報道されることは無かったのですが、Climategate事件で明らかになったことは、今まで、科学的には誤謬との指摘が相次いでいた「ホッケースティック」の図に始まるIPCCが掲げる気候変動を示す図表が、関係者に依るデッチ上げだったのですから。
それに、今世紀になってからは、地球の平均気温は低下していて、欧州等では、寒冷化で小氷期の到来が心配されています。 日本では、巨費を投じて巨大コンピューターに勝手なデータを入れ、温暖化だと煽っていますが、自然は皮肉にも寒冷化を示しています。 二酸化炭素が増大しているにも拘わらず。 これをどう説明するのでしょうか温暖化村は。 正しく「人為的地球温暖化創造」です。
クライトンの本作は、こうした虚構を暴くもので、彼の比類なき知性が発揮されたものです。 流石にその死までに発表された数々の話題作に負けない鋭い角度で切って呉れます。 痛快としか言いようが無い程に切れます。
加えて、環境テロリストに依る諸種の策動は、これまた事実として現実が示すところです。 彼等は、金銭のために「喰える環境活動」と称して温暖化を煽っています。 これ等活動家に活動資金を提供し、民衆を一定方向に扇動して統制し、己が僕にせんとしている者が誰か、を知らねば。
これだけで一気に読めます。 アクションは不要だったかも知れません。 記念にハードバックで、もう一冊購入しました。 クライトンの快著として残すために。
2023年10月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
配送に問題はなかったのですが、本の1ページ目が破れていました。新聞・雑誌等の書評の内容のページだったので、本の中身には影響はありませんでした。
今回、返品交換は希望しませんが、今後は検品をちゃんとしていただきたく思います
今回、返品交換は希望しませんが、今後は検品をちゃんとしていただきたく思います
配送に問題はなかったのですが、本の1ページ目が破れていました。新聞・雑誌等の書評の内容のページだったので、本の中身には影響はありませんでした。
今回、返品交換は希望しませんが、今後は検品をちゃんとしていただきたく思います
今回、返品交換は希望しませんが、今後は検品をちゃんとしていただきたく思います
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2013年1月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
環境テロリストが金儲けのために気象テロを引き起こすなんて・・・。
NHKの「未来への提言」という番組でマイクル・クライトンが対談していて、
この書籍の話をしていました。
ノーベル平和賞を受賞した人たちが、情報操作していたのではないかと
いうニュースが出てきたりして、この本のことを思い出しています。
当然ながら下巻も読みました。
読み物としても面白かったです。
クライトン氏は他界しましたが、尊敬しています。
NHKの「未来への提言」という番組でマイクル・クライトンが対談していて、
この書籍の話をしていました。
ノーベル平和賞を受賞した人たちが、情報操作していたのではないかと
いうニュースが出てきたりして、この本のことを思い出しています。
当然ながら下巻も読みました。
読み物としても面白かったです。
クライトン氏は他界しましたが、尊敬しています。
2006年1月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
AndromedaStrainで衝撃デビュー、JurassicParkでは小説の絶叫マシンを世に送りだしたクライトンですが、
正直この最近数作にはかなり失望していました。映画化を意識しすぎているのか、アクション・サスペンス仕立てでありながら
中身が薄くて、あせっているのか、もはや息切れなのか、とあきらめていたところです。
まさかこの本のタイトルを本人も自覚していたなんてことはないでしょうが。
地球温暖化という大きなテーマを彼独自の取り上げ方をしたようです。
とにかく内容は盛り沢山。
主人公たちは世界中を駆け巡り、どこへ行っても襲いかかる危機の山。恐竜もハイテク生物も出てきませんが、敵は十分います。
無数の人間が登場、あまり多すぎて、その人たちの顛末は不十分だったりします。主要キャラの変わり身が早すぎて理解できなかったり。
でも2時間半くらいの映画の中で、すべてを解決するような展開と思って読めば大目に見てあげられるかもしれません。
ページ数も結構あります。スピーチ(登場人物というよりクライトンの自説を唱えるためですね)や説明もふんだんですが、
もっと少なくてもちゃんと伝わってるから、と言ってあげたくなりました。
正直この最近数作にはかなり失望していました。映画化を意識しすぎているのか、アクション・サスペンス仕立てでありながら
中身が薄くて、あせっているのか、もはや息切れなのか、とあきらめていたところです。
まさかこの本のタイトルを本人も自覚していたなんてことはないでしょうが。
地球温暖化という大きなテーマを彼独自の取り上げ方をしたようです。
とにかく内容は盛り沢山。
主人公たちは世界中を駆け巡り、どこへ行っても襲いかかる危機の山。恐竜もハイテク生物も出てきませんが、敵は十分います。
無数の人間が登場、あまり多すぎて、その人たちの顛末は不十分だったりします。主要キャラの変わり身が早すぎて理解できなかったり。
でも2時間半くらいの映画の中で、すべてを解決するような展開と思って読めば大目に見てあげられるかもしれません。
ページ数も結構あります。スピーチ(登場人物というよりクライトンの自説を唱えるためですね)や説明もふんだんですが、
もっと少なくてもちゃんと伝わってるから、と言ってあげたくなりました。
2005年3月9日に日本でレビュー済み
I have been a Michael Crichton fan for years. He is a writer whose stories should be taken seriously. They are very insightful. In this fascinating page turner, the author makes his readers to learn interesting things about their world, in a the subject matter whose influence nobody can avoid. 'State of Fear' revolves around environmental extremists with an agenda that threatens to destabilize the status quo and a small group dedicated to unravel a plot. The characters are succinctly drawn to give the story the credibility that it deserves. Through the person of the young protagonist, Peter Evans, Crichton presented this story of global warming perfectly. The discussions about global warming and the pitfalls of media-geared scientific investigations are succinctly exposed. Crichton's case is strong. This is a thriller that is steeped in reason with a message for the environment. And Crichton concludes it with his by declaring his s position and a footnote to links to this issue. The book has a lot of integrity.
Also recommended: DISCIPLES OF FORTUNE , GOD'S POLITICS, THE UNION MOUJIK
Also recommended: DISCIPLES OF FORTUNE , GOD'S POLITICS, THE UNION MOUJIK
2007年7月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まるで冒険映画を見るようなスリリングな展開の中に地球温暖化論の問題点を正確に織り込んでいます。難しい問題をこのようにエンターテインメントとして読ませるクライトンの才能に脱帽です。
温暖化に遅れてCO2の上昇が起こっていること、衛星からの観測では温度上昇が見られないこと、IPCCの事務局が研究者たちの結論を歪曲している事実、メディアキャンペーンの実態、地球はこれまでも大きな気候変動を繰り返してきており、現在もその変動の途上にあること等がきちんと述べられています。
複雑化する現代の世の中で、きちんと生のデータを自分で見る習慣をつけることが必要なことをさりげなく教えてくれます。
映画をみるように面白いので、一気に読んでしまいました。
温暖化に遅れてCO2の上昇が起こっていること、衛星からの観測では温度上昇が見られないこと、IPCCの事務局が研究者たちの結論を歪曲している事実、メディアキャンペーンの実態、地球はこれまでも大きな気候変動を繰り返してきており、現在もその変動の途上にあること等がきちんと述べられています。
複雑化する現代の世の中で、きちんと生のデータを自分で見る習慣をつけることが必要なことをさりげなく教えてくれます。
映画をみるように面白いので、一気に読んでしまいました。
他の国からのトップレビュー
Arthur Wriedt
5つ星のうち5.0
Get this book before you cant find it anymorr
2023年8月12日にカナダでレビュー済みAmazonで購入
Good read, and questions the climate change "industry"
Amazon Customer
5つ星のうち5.0
Challenging Perceptions
2023年10月29日に英国でレビュー済みAmazonで購入
I came to this book via a chance reference after missing it first time around. The basic plot is the standard "Seven days to defeat the terrorists etc" but Crichton's superb twist was that the terrorists were eco-fanatics seeking to create a disaster to persuade the world by terror to their point of view. I can well understand the rejection by some reviewers since Crichton chose to shred their ideological point of view by simply quoting real science at them! The plot itself follows the Crichton method of "one damned thing after another" as our heroes face cliff hanger after cliff hanger. Tremendous stuff and fierce pace - but there is little characterization and the narrative does suffer from the fierce didacticism which was Crichton's intention. I found it tremendous fun and fiercely relevant today since Crichton wrote (in 2004) the eco movement has morphed into climate crisis and is even further removed from its real scientific base. Political ideologies tend to be like this, more's the pity. Crichton was NOT anti science - he used real world real time complex scientific data to debunk armaggedon theories and argue for complex difficult pragmatic solutions to realworld problems. Alas! he lost, and the politicians, media pundits and HR diversity, inclusion, white guilt and deindustrilization enthusiasts won. He also has a bash at explaining this as well! Wonderful stuff and a great polemic. RIP Michael - you are very much missed.
Giovani
5つ星のうち5.0
Awesome
2020年10月10日にブラジルでレビュー済みAmazonで購入
I love fiction books that also have real knowledge in them. Crichton was one of the masters of this craft. Also, the subjects of media scare and climate change are more current than ever.
snake de plume
5つ星のうち1.0
Wearisome badly written opinionated garbage
スウェーデンで2021年12月8日にレビュー済みAmazonで購入
When Crichton wrote this I suspect he thought he would be proved right with time, that climate change would be a leftist theory. He wasn't. Its scientific consensus now. The plot is that the heroes fight a fake charity which is trying to manufacture evidence of climate change so that it can get funding. Its painfully stupid stuff, and badly written too. I was shocked that it was possible to get a publisher to print and distribute this rubbish.
Dont waste your money on this.
Dont waste your money on this.