光栄の信長タイプというのは兵隊を送り込んで国を占領していって、一定の範囲をすべて統一すればいい。これに対して大戦略タイプは
、予算に見合ったユニットを次々に進行させ、最終的に敵の首都を征圧するというものだ。
そして本作は小さめに区切られたマップでシナリオを何回も繰りかえしていく。戦いに巻き込まれて、追い詰められて敗退、やがて同盟国
を味方につけ反撃するというシナリオだ。つまり、同盟関係を結んだ他国の援助を得て、初めて、勝利を得るというスタイルなのだ。
自分ひとりではどうにもならないという難儀が降りかかり、リセットへ手が伸びたなあ。
パソコン版と比べると、シナリオ間に入るお芝居が長いと感じた。戦闘シーンが簡素化されたため戦艦の能力差を分かりにくくして、新型
艦を開発する意欲がうすれるような。いずれにしても魅力的な楽しさを与えてくれるシミュレーションゲームであることはまちがいない。
ちなみに、パソコン版とPCエンジン版の女性君主のイラストが随分と様変わりしてしまった。
パソコン版は胸の谷間が魅力的でPCではそれがなく女性としての強さが強く感じられた。