Intel486™ マイクロプロセッサーは、Intel386™ マイクロプロセッサーの後継となる 32 ビット・プロセッサー。Intel486™ DX マイクロプロセッサーが発表されたとき、その処理速度は 4004 マイクロプロセッサーの 50 倍を記録した。国立スミソニアン博物館 アメリカ史部門の技術史家、David K. Allison 氏は「486 世代になってコマンド入力で操作していたコンピューターが本当の意味でマウスで操作できるコンピューターに変わった。カラー表示も可能になり、デスクトップ・パブリッシングも高速に実行できるようになった。」とコメントしている。1991年に発表された Intel486™ SX マイクロプロセッサーの動作周波数は 16 MHz 。このチップは Intel486 DX マイクロプロセッサーの双子の兄弟にあたる。数値演算用コプロセッサーが省略されていたため、コンピューターの初心者向けの低価格 PC に適していた。